※下記の内容は2018年以前のみんカラブログの記事をホームページ用に転載した過去ログとなります。

 

みなさん、こんにちわ！

さて今日はまず、先日行った居酒屋の事を書いてみようと思います。

場所はＪＲ松戸駅。　居酒屋の名前は「日南市じとっこ組合松戸店」

たまたまあるセミナーの帰りにヤンサ(湯浅)とブラブラしていて発見。　雰囲気が良さそうだったので、入ってみました。

店舗が二階にあるのでトコトコと階段を上がると、階段の途中くらいで店の中にいる店員さんが私達に気づき、大きな声で「お客さま二名ご来店でーす！御誘導お願いしまーす！」と威勢の良い掛け声が。

たぶんその声は私達にではなく、フロアスタッフに対しての掛け声だったんだと思いますが、扉を開ける前から威勢の良さがひしひしと伝わってくる感じ。 扉越しに見える店内も太い木材が豊富に使われていて、無骨ながら市場を連想させるような店作り。　なんだか地方に旅行に行った時に入った、地元の有名店のような雰囲気でした。

非日常感

「あれ？なんか雰囲気良いなぁ」

店にとって第一印象ってすごく大切だと思います。　私が来店されたお客様に一番最初に提供したいもの。　それは非日常感です。　良くありがちなタイヤがいっぱい山積みで、バンパーがそこらへんに転がっている店にはしたくありません。

そして私達の本業。　自動車のカスタマイズ

それは完全なる自己満足の世界。　だからこそ、徹底的に非日常を演出し、ジェットストロークに行くだけで何だか楽しい。　何だかウキウキする。　そんなふうに感じていただけるような店を目指しております。

その為にスタッフの反対を押し切って工具を買う前に巨大ヤシの木を買いましたから。(笑)　　※まだまだ増やすぜ！！

また店側のお客さまを迎え入れようとする姿勢と、少しでもお待たせしないで事前に準備をしようというリズムにホスピタリティ精神を感じました。

そして、扉を開けると、

「いらっしゃいませ！！ようこそ！　お客さまは二名で宜しいですか？」

と、期待通りの元気娘が飛び出して来ました！(娘に期待はしてないけど　笑)

「あっ、今は二名ですけど、後から友人が二名くらい・・・」

そう私が言うと、

「かしこまりました。それではなるべく広いお席を探して参りますので、少々お待ち下さい」と店舗奥へ走って行き、しばらくして店員さんが、

「大変お待たせ致しました！こちらへどうぞ！」

と、店も混んでいるのに4人では少々もったいないような席を用意してくれました。

顧客満足を追求

私以外はみんな180センチクラスの大柄な奴らだったので、そういう所に目を付けてもらえたのは凄くうれしかった。　　例えダメでも、席を探しに戻ってきてくれた事に感動！！

さっそく隅々まで磨き上げられたテーブルに着きビールで乾杯！
ツマミをオーダーしようと店員さんを呼ぶと、

「ウチのウリは自社養鶏場で育てた宮崎地頭鳥です！いかがでしょうか？」

と、自社のウリをはっきり伝えてきました。

そういう気持ちにはすぐに乗っかりたくなるタイプなのですぐに、「それちょーだい！」とオーダー。

そうすると、

「え～嬉しい！！ホントに注文もらっちゃって良いんですか？　他のでもいいですよ～」

と、ちょっとおバカキャラな感じで満面の笑顔をくれました。

親近感

親近感ってヤツが生まれた瞬間です。決しておバカな女が好きだとか、その子が可愛かったからとかではありません　(笑)　　　　このオーダー時以外も、「お客さまはどちらからいらしたんですか？」と、何気ない日常会話もしてくれました。
(あと3杯多く飲んでたら、うちのフロントにスカウトしてました。　マジ。)

そして飲み物も合わせてオーダーすると、

「ファーストドリンクとオススメお料理のオーダー頂きました！！！」と大きな声で叫ぶ店員さん。それに応えるように厨房のスタッフも「どうもありがとやんした！！！」と、威勢の良い声が飛び交う。　オーダー自体は電子式のオーダー表を使っていたので注文内容はテーブル番号とで管理されていたと思うけど、 何よりもスタッフ同士で言葉を交わすこと。その大切さをあらためて感じました。

コミニケーション力

そしてお料理が到着。　見た目も特注の鉄板に乗せてあり、食べる前から美味しそう！

「うーーん！うまい！！」

グルメレポーターではないですが、コリコリとした食感とジュシーなお肉が絶妙。。

これがじとっこ鳥かぁ。

なるほどね！！

特注の鉄板が少しナナメになっているのは、にじみ出る肉汁でビタビタにならないためだったのね。　納得！！

エンターテイメント性

技術力

食べる前から、いつもとは違う感を演出するってすごく大切。　照明、食器や店員さんのコスチューム、店内の家具まで、その全てが料理という総合エンターテイメント。　目で見て楽しませる！！　演出する！！　お客様をアッと驚かせる！

それが大切です。

私も大のサプライズ好きなので、エンターテイメント性には物凄く力を入れています。
中古車販売の納車時のサプライズプレゼント(ナイショ♪)や、ＢＡＲで結婚式の二次会を行なったお客様へのアポ無しシャンパンタワー、それと大好きな子とのデートに気の利いたレストランの予約を入れる。なんてのもそうですね！　(仕事じゃないケド)

それとそれに見合った味！！

ここは飲食店ですから、いくら店作りが良くても、スタッフの対応が良くても、旨くなけりゃ意味が無い。

「技術力こそ店の命」

しっかりとした実力こそ、繁盛店になる一番の要因です。(あたりまえ～)

またこのじとっこ鳥は定番メニューですが、日替わりでその日調達した材料を元にオススメメニューが決まり、また今日食べれても、次はいつ食べられるかわからない。　そんなメニューもあるらしい。

期間限定

希少価値

常に変化し続ける事

身近な所で言うと、コンビニが定期的に商品の配列を変えたり、食玩フィギュアにシークレットキャラが居るのと一緒ですね。

それがリピート率を産むわけです。

何度も行っているのに、いつも何か変化がある。

だからまた行きたくなる。

究極の姿は私が何度もブログで書いている、世界一のエンターテイメント企業

「ディズニーランド」

シーズン毎に変わるショーやグッズ、徹底的に教育されたキャスト達、圧倒的な清潔感・・・　挙げればきりがありません。

ウォルトディズニーの言葉。

「ディズニーランドは常に未完成でなくてはならない」

まさにその通りだと思います。

今私が最も尊敬する企業です。

また私が身につけているゴローズのジュエリーもそう。　日本で原宿の一店舗しかないし、いつ行っても数時間並ぶし、並んで店に入れてもお目当ての商品が無いことなんてしょっちゅう。

逆に、お目当ての商品があった時なんて、店でおしっこ漏れる位の感動！！

涙浮かべて購入したことが何度もあります。

※ゴローズ好きな人いますか？　　ウフフ♪

更にテーブルにはひよこマークとかニワトリマークとかが付いていて、店員さんに何のマークか尋ねたら、初来店の方はひよこマーク。二回目以降はニワトリマークなんですって。

来店の回数によって、メニューのアプローチの仕方や接客方法を変えるらしいです。

さすがですね！

特別感

優越感

(うちでも再来のお客様はなるべくお名前でお呼びするというルールがあります。また「サービスは平等ではなく、公平に」という考え方で接客対応させて頂いております。　　決して初来店の方を軽く見たり、常連さんをひいきするのではなく、何度も弊社を利用して頂いているお客様のお気持ちには、それ相応の感謝をするべき。という気持ちで接しさせて頂いております。)

そして2.3時間くらい飲んだところで引き上げることに。

「店員サーン！　お会計！！　」とお願いするとテーブルで会計をしてくれ、

「本日はご来店有難うございました！　あっ！　ちょっと待ってくださいね・・・」

と言ってバックアヤードに戻って行き、私にこれをくれました。　↓

九州のお味噌なんです！良かったら食べて下さいね！　って♪
(お通しで出てきて、キャベツに付けて食べたら美味しかった)

最初、俺だけにこっそりくれるのかなぁと思ってドキドキしてたら、初来店の方にお配りしているそうです・・・。

私だけの特別感

は、ただの勘違いでした。　ハハハ～

でも、最後のお土産攻撃はずるいですよ～

だって、

また行きたくなっちゃいますもん！！

人間何かを貰うと何かを返したくなる。

恩返しの法則

十のサービスを受けたら十一を返す。その余分の一のプラスがなければ、社会は繁栄していかない　　（松下幸之助）

父母に恩を感じないなら、汝の友となる者はいないだろう　　（ソクラテス）

成功者は常に他人の幸せを考える。　そしてそれがめぐり巡って自分の幸せとなる。

確か昔読んだ本にそんな事が書いてありました。

それと、

帰る時の刹那感

旅行の最終日って、ちょっとだけ寂しいですもんね・・・

キャバクラの「そろそろお時間ですが、いかがしますか？」の案内も・・・

私も・・・

あの子に逢いたいから

またあのお店に行こうっと！

(笑)